
あしたのきみ〜を読んでからこちらにも来ました。こちらでとお姉さんがいい脇役やってますね。
山本小鉄子先生オリジナルではこのような話は読めないと思うから、あしたのきみ〜同様新鮮だったし、崎谷先生との相性もいいと思いました。
全2巻193,196ページ、すべて表題作(おまけ?1巻3p、2巻8p付)。
読み応えありました!
好きな原作者さんでストーリーが良いです。
本作はスピンオフですが、それぞれ別で読めます。
(1作目:あしたのきみはここにいない)
脇役である編集女性が双方に登場してるだけで、主人公たちはほとんど関わりがないです。
前作はその姉の弟が主人公で学生らしい想いのウブさやつたない切なさがありましたが、本作は大人ぽいお話。
長年のこじらせた想いでしたが、秀利がいろいろ切ない!
心を開いてからの、秀利のいろんな表情がすごく愛しくてかわいかった!
年下なのに男らしい健吾がかっこよかった。
2巻目のおまけのオチ、幸せそうで何より(笑)。
姉がイラッとくるのわかるわ!
シリーズ2作品とも、タイプは違うけど切なさがありつつも想いがまっすぐでまとまりの良いエンドなので、読後感がすごく良いのでオススメ!
そしてなんといっても、2作品共通の要な脇役女性、姉が良い。
本作では普通かもしれないけど、1作目の弟をサポートする姉がかっこいいです!
1作目は小説もありますが、漫画の後にあらためて書かれたそうです。
漫画の後に小説も読みましたが、さすがに小説だと文字数があるので描写が丁寧、いろんな細かいところがわかって、想いの切なさは漫画よりもぐっときました。
漫画にはない後日談的ショートも収録。
そちらでは六浦がちらっと登場してました。
(コミックでは登場してない。小説おまけだけ。)
このお二人のコラボと題名を見て、もしかして?って勘違いしましたが…でも『あしたのきみが…』の朝陽の姉の裏話も少し含んでいてお得感ありました
それにしても三尾さん(朝陽の姉)真面惚れしそう〜(笑) 心理吐いてます
今回は三尾さ
んの同僚で健吾(攻め・ノンケ)×幼馴染み2才年上の秀利(受け・ゲイ)のストーリーです 秀利は高卒の時に健吾にカミングアウトしています。
紆余曲折ありながら10年目の長い〜春
健吾の悩み・葛藤、秀利の健吾や健吾の両親に対しての道理・理性
今回も無理なくストーリーが進められているのではないでしょうか!
23話と長いですが、過去話も含まれており全てがこのカップルの話です
前作の『あしたのきみが…』を読まれていなくても大丈夫です …がこぼれ話的なものも少々あります
又々、後半〜攻めの健吾の言葉攻めには、悶えさせていただきました〜(〃▽〃)
山本先生、『ほんと野獣』の2巻(現在4巻まであります)あとがきで頑張ってもエッチは薄味になると嘆いて居られましたが…色々あるから愉しいと私は思います(o^_^o)
5つ お薦め
前作に引き続き小鉄子先生のテイストとはちょっと違うけど、ものすっごく良かった。
同性愛でいることの難しさが描かれていてとても切ない。
秀利はずっと健吾のことが好きで、でも無自覚のまま振られてしまって健吾の代わりを求めては彼らを健吾の代替
にして自傷行為な状態だった。親同士仲良いなら尚更道を外させるわけにはいかないと自分の気持ちに蓋をして、ってもう悲し過ぎる。
ついつい秀利の気持ちにシンクロしてしまって健吾の無自覚が罪!って思っちゃうけど健吾の思う「普通=異性」というのは一般的だし本当は責められないんだよね。
でも一度自覚して腹括ったら今までの自分の失敗を挽回すべく秀利を守って溺愛する健吾が良き。
元カノとの線引きも素晴らしかった。ちゃんと本質見えてる。
(全男からチヤホヤされたいタイプだろう。)
そして小鉄子先生も原作者も絶賛の三尾姉!私も大好き!
ちょっとでも姉を媒介にミオx先生と顔合わせる場面欲しかったなぁ。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
高校時代、ゲイだと健吾に告白した秀利を、無自覚のうち振ってしまってから十年――。ようやく想いが通じあった健吾と秀利。回り道して辿り着いた、幼なじみの二人の恋は……。