
きれいな絵柄できれいなストーリーを描く作者さんというイメージだったので、意外な設定だと思いました。このきれいな作画で腐男子が真面目な妄想をしているギャップがなかなか面白かったです。妄想が現実になるってたまらないでしょうねーー
ずっと広告や色んなランキングなどでタイトルは目にしたことがあったのですが、何となく表紙に惹かれなくて食わず嫌いをしていたところ、試しに読んでみたらすっかりハマってしまって3巻までまとめ買いしていました。表紙の雰囲気だとちょっと野暮ったいとい
うか素朴な感じなのかなと思っていたのですが、中身はテンポの良いラブコメで、攻めの幹くんがBL全開の時はむしろギャグっぽくてとても良かったです。絵も表紙と中身だとちょっと雰囲気が違って、中身の方が洗練された感じでした。ストーリーはイケメンな腐男子大学生の幹×純情ピュアで控えめなゲイリーマンの曽我部さんのお話。同じアパートの上下階に住んでいてひょんなことから幹のBL好きが発覚して…という展開です。幹はノンケ設定ですが腐男子なのでゲイに理解があるというか、もともとバイに近い素質があったのかな。ともあれ、単なる興味本位からだけでなく、ちゃんと曽我部さんのことを好きになってくれて良かったです。曽我部さんはゲイですが、ピュアで控えめなので、両思いになった後も展開はゆっくりめ。個人的にモダモダした感じも嫌いじゃないので特に気になりませんでしたが、ゆっくりすぎると感じる人もいるかも。あと曽我部さんは若干乙女なので、曽我部さんの性格が好きになれるかどうかで評価が変わってくるかなぁとも思いました。3巻発売からかなり時間が経ってますが、まだ続いてるのかな?3巻はキリの良い終わり方ではないのでぜひ続刊が読みたいです。星4つにしようかなと思いましたが、続刊発売への期待を込めて星5つにしました。
4巻まで読みました。1巻は内気な曾我部さんとアパートの大家さんの孫で腐男子の幹くんのなれそめ、2巻はお付き合いを始めた二人に同じく腐男子の古市くんが登場、3巻は曾我部さんの学生時代の先輩で圧倒的攻め感ある四条さんが現れ、4巻は二人の温泉旅行
と曾我部さんのかつての想い人で四条さんの恋人司馬さん登場。波乱はちょいちょい起こるし、一見当て馬っぽい人も出てくるのですが、みんな良いキャラで嫌な感じにはならないです。波乱は波乱てほどではなく、わいわい賑やかで楽しい。
初めはこれが生ぬるくちょっぴりつまらなく思えたりもしたけど、巻が進むにつれてだんだんクセになってきました。新刊が出たらつい買ってしまいます。
曾我部さんの健気で初心なところがたまらなくいいし、幹くんの溺愛が絶対で、どんな展開になっても安心して見れるとこが好きです。
BLを語り始めたらマシンガントークになる幹君を、話す内容が理解出来ず脳内が?になったりエロネタに赤面するとても【うぶ】な曽我部さんは秘かに想っている。そんな曽我部さんを受け認定して、自分が攻めならば こんなことやあんなことをしたい〜と妄想を
つのらせる日々だった幹君だったけど、いつしか・・・ もうもうキュンキュンです。幹君が言うように曽我部さんは萌え〜です。1、2巻は曽我部さんは【自分なんて】と自分に引け目を感じる傾向がとても強く、年上なのに守ってやらないと!と思わせる回が毎回なのに、3巻の四条さん登場の回では、カッコいいです。腐男子ストーリーは何作品か読みましたが、【腐】の【腐】による【腐】のための あるある本というのが多い中、BL好きな腐男子がリアルBLになっていくこの本は絶対に読むべき本として推しです。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
腐男子の幹と純情リーマンの曽我部は順調にお付き合い中。「かっこいい攻」を目指して日々妄想の幹だが、Hの時に曽我部の色気ですぐ達してしまっただけでなく「幹くん、かわいい」と言われてしまう。目指す方向間違えてる…!?と五里霧中に陥った幹の前に曽我部の知人を名乗るエリートリーマン・四条が現れた!ハイスペックで王道BLのオーラを漂わせた四条に、幹は「理想の攻」を見出すが―――!?