
大好きな作者さまですが(T_T)
無料立ち読みで登場人物の名が自分の姉妹の呼びあってる名前で入り込めず購入断念となってしまいました。作者さまの作品読みたいのにこんな事態がくるなんて(T_T)
作者さん買いするほど大好きな先生で、自分でもどれくらい好きなんだろう?と疑問に思って調べてみたら、「作品数最多の作家さん!!」でした。好きなポイントとしては、絵柄はもちろん、ストーリー性重視ながらも偏重ではない程よいBL感、重すぎず軽すぎな
い絶妙なストーリー展開、(これは意外に少ないと思うのですが)攻めの方が健気だったり尽くし系キャラだったりするところです。
今回も健気というか見守り系オカン攻めの洋ちゃんが、ダメ男ばかりを好きになっては失恋する尚ちゃんを、幼馴染みの立場から気持ちを抑えながら一番近くで支える姿が切なかったです。尚ちゃんが好きになる男は、一見まともそうなのに、どいつもこいつもクズばかり。
始めのうちは洋ちゃんに肩入れしていて、「それは…ダメ男のせいばっかりじゃなく、そんな男ばかり好きになる尚ちゃん自体もダメ男なのでは?」と思っていました。でも回を経るにしたがって、「いや、これは…結局のところ、何もかも分かっていて何もしない洋ちゃんもまたダメ男だよね」と思うに至りました。
三者三様のダメ男が面白く楽しい作品でした。
194ページ、1冊表題作(後日談14p+電子限定4p付)。
ある意味だめ男くん2人の話でした(笑)。
なおちゃんはもちろんダメですが、ようちゃんは良い男だけど過保護すぎだろう。
中盤ダメな話が多すぎて、オイオイ!
その理由も
わかって良いまとまりでしたが、後半足りない。
描き下ろしでやっと!なんとかエンドです。
それからの話がもっと欲しかったよー。
いっそ、続刊描いてくれないでしょうか?
この2人のその後(笑)。
もっと読みたい!
作者さん、担当者さん、お願いします!
電子限定おまけのオチも良かった!
その実際の話も描いて欲しいなぁ〜(笑)。
家族の話も欲しいです。
<*タイトル意味>
ひねもすのたり(終日のたり、@与謝蕪村)
とは、終日ゆっくりうごく、という意味だそう。
耳したことあったけど、なるほどと納得。
それにしてもゆっくりしすぎだ(笑)!
好きな作者さんなので、おまけ星5。
蕪村の句を思い出させる様な詩的なタイトルに惹かれてみたら。ハイスペックでおかんの様なよーちゃんと運命の人だとすぐに恋に落ちては失恋しまくるビッチのなおちゃんの幼馴染モノという意外さで、ひねもすのたり感を作り上げていてお見事!作者さんの拗らせ
た幼馴染モノ好きです。これもとても良かった。
昔から両片想いだったのにお互い最初の一歩を誤ってしまったばかりに遠回りになった恋。のたり感バッチリ。
懲りないビッチなおちゃんもどこか世間知らずな坊ちゃん風があり低俗になりきれないところや、ヤクザ相手に啖呵を切れるのになおちゃんには強引に行けないよーちゃんも、銀次さんに二人の関係性を指摘されたのに気付かない鈍感な二人も、のたり感を漂わせながら腐れ縁の物悲しくも微笑ましい関係がとても良かった。
絆の固そうな二人のラブラブをもっと見たかったけど、長引いた拗らせが二人のテーマの様なので想像して余韻に浸ります。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
【電子限定版】描き下ろし番外編「よーちゃんという人」収録。●「何度だって泣いていいよ。俺がなぐさめてあげるから」――長屋のお隣同士で暮らす幼なじみの尚之(なおゆき)に、ずっと片想いをしている洋(よう)。けれど、情が深くて世話焼きな尚之が惚れるのは、しっかり者の洋とは真逆のダメ男ばかり!!俺ならなおちゃんを幸せにするのに…隣で歯がゆく見守ることしかできなくて!?