
絵が、というか線が繊細で雰囲気のある物語りでした。じわじわとくる感情なので上手く言葉には出来ませんが、とても良かったです
”ピュア”っていう言葉が 合ってるか どうか わからないのですが、自分には その言葉が 読後 脳裏に浮かんできました。そして、2人に 微笑みたくなりました。なんだかんだ言って、10年って長いのに、両片思いでいたなんて、もったいないなぁ、と思
ったけれど、同性が好きであることを受け入れるのに、それくらいの年月がかかったんだと思います。切ないけれど、不器用だけれど、再会できて ほんとに よかったな、と思いました。再会すると くすんでいた愛は やがて、猛烈な炎で燃え出しますからね、大人になっていた二人だからこそ、そうなったんだろうし、それを受け入れられたんだろうし、なんだか すべてが ほんと ”その時””その一瞬”じゃなかったらダメという出来事ってあるんじゃないかなって思いました。特に、性的な感情を伴う出来事って 心がそれについていけないと上手くいかないと思いますから。上手くいってからの二人は ほんと 高校生カップルみたいで キュンものでした。えっち、してます、たっくさん、微笑。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
「ずっと好きだった」
高校時代、クラスの中心にいるマサと、
それを端から眺めているのが好きだった鳴海。
学校では全く接点のないふたりだが、外では偶然に会って話す仲だった。
正反対なはずなのに、ふたりでいる時間は居心地がよかった。
だけど、あの日、初めて行ったマサの家。
────ふたりはセックスをした。
それ以来、ふたりで過ごす時間はなくなってしまった。
あの日、あの時、それぞれが見ていた景色。
十年後に繋がる想い、同級生再会ラブストーリー。