
明治末期の寄宿舎男子校、上級生の誰とでも寝るふしだらな美少年笙吾と、優等生で室長の片山が同室になる設定はまるで「風と木の詩」! もう初めから期待で胸が膨らみます!
学生の服装(シャツ、着物、袴)が魅力的だし、板張りの部屋に板の箱の上に畳と
布団を敷くベッド、乙吉先生の美麗な作画の時代物はたまりません!
入学した時からお互いに惹かれ合っていた、秘めた恋が遂に結ばれる、もうキュンキュンときめいて止まりません!!
読後の超幸福感は言葉にできません!!
パブリックスクールにギムナジウム、世界中寄宿制男子校はもう永遠の憧れです。
*乙吉先生の和風BL、ラブコメ風からシリアス調までバラエティに富んでいるけれど、共通して漂う独特の艶っぽい空気感がとても好きです。
本作はちょっぴりシリアス寄りだけれども、内容の割には重過ぎないのは同室友人の柏木くんの明るいキャラのおかげ
かな(笑)
短いながらも読み応えがあって読後感も良く、まさかの半額セール+最大30%ポイントバックキャンペーン中でたいへんお得に入手できちゃいました。
大大大満足!!!
乙吉先生の作品が大好きで以前からストーカーのように色んな媒体で追ってますが、今日この作品が発売になったと知りどれほど嬉しかったことか。ずっとラストが気になっていました。最後まで読めてとても幸せです。
ずっと片想いで終わると思っていた相手と
結ばれるときの喜びは、一緒に体感した気持ちになりいっそ神秘的な気分になるほどでした。心理描写も素敵だし、とにかく絵が美しいです。
時代設定ならではの雰囲気やコスチュームがもともと好きでなのですが、乙吉先生の絵柄にすごくぴったりハマっていると思います。両片想い最高です!!胸の内側で募っていく気持ちや、ままならなさがより切なく、しかしさらっとした絵柄のおかげで重くなりすぎ
ずに読めます。朴念仁の道久の友人の、柏木もひょうひょうとしていてとてもいいです。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
時は明治。学園の男色派の生徒から寵を受ける笙吾は、トラブルに巻き込まれて寄宿舎の室が移動となる。新しく配属された室の長は、ずっと憧れていた先輩・片山。想いを募らせるにはあまりにも近すぎる距離に、たちまち笙吾の脳内は室長で満たされて…!?単行本未収録のもどかし系ノスタルジックBLが電子で蘇る!新規描き下ろしの番外編「君といる室」も収録☆