
是非最後まで読んでもらいたい!
ホントにいい!!
色々な所で読める作品ですが、シーモアさんだけがページ毎に枠線があるのが残念だったな
私はblを読むにあたって内容が深いものや、絵の好み、濡場の描き方、登場人物の関係について私が納得出来る流れがないと不満が残ったり読むのを辞めてしまいがちでした。この作品の素晴らしかった点は、今までのblには珍しいほどストーリーの中で全てが綺
麗に繋がっていてかつ、登場人物の感情や行動に理由があり読んでいてすごく感情移入できる点でした。それに加え絵はやるシーンが多めだけど要らないものを描きすぎず、なのにも関わらず丁寧かつ様々なパータンがあり、何度見ても飽きないですし本当に上手いです。色もシンプルでモノトーンならではの世界観で強く引き込まれました。ストーリー上強引なシーンは多く含まれますが、二人の間に過剰な暴力や、痛々しい場面はそんなにないので安心して見て欲しいです。こんなに面白いのに世間に広まっていないのが残念ですが、おそらく少し表紙が入りにくくしてしまっているのかなと思います。わたし的に絵は今まで見た中でも特に表情が上手だと思いますし、キャラのビジュアルに関しても少し経つと絵柄が変わって最後にはかなりイケメンに見えました笑それもそんなに別人というわけではなく普通に判断できるレベルなので全く支障はありませんでした。blでその場の記憶や行動からここまで2人の感情を感じながら読むことが出来たのは初めてでした。最初に読み始めた頃からは想像できないほど二人の間にはちゃんとストーリーがあってそれぞれに抱えてるものがあったという深い内容になってます。おかげで私の最近で1番のイチオシになりました笑これから先必ず見返すblのひとつです。ぜひ読んでみてください。
前半はサイコな攻め(真人)が受け(友也)を監○、そして凌○、暴力を繰り返し、「自分のことを思い出したか?」と責めたてる。中盤から徐々に真人について思い出し始め、それは嫌な記憶ではなく寧ろ好感だった事を思い出し…とありますがここは流石にもう一
捻り欲しかった。なんらかの病気でも無い限り、あそこまで密な関係だった相手を綺麗さっぱり忘れ去るのは至難の技。後書きに忘却が得意技とありますがここまで来ればもはや超能力です。また、心理描写は秀逸なのにも関わらず、それに至る理由付けが納得のいくレベルではない、といったところでしょうか。あの程度で相手を監○していたらこの世は犯罪の温床でしょう。と、ツッコミどころは多々ありますが5。レビュータイトルにあるワードが好きな方は必読です。タテヨミは敬遠していたのですが、これを機にハマりそうで怖い。ちなみに個人的には特別編ではもう一回真人に受けやって欲しかったです。余談ですが、レビューで本作のタイトルを記入しようとすると弾かれるサイコな現象笑笑笑
前半、重めで人を選びますが、どうか気になる方は最後まで読んでみてください。めちゃくちゃハッピーになります。
あまりにもすれ違い、傷つけ合いが多すぎて、辛くなるかもしれません。でも二人にとってその辛い時間が、新しく一歩を踏み出すために必要な
ものだったのだと納得できる終わり方になっています。全ては成長と救い、未来へと繋がっていきます。二人の痛みは、古いもの、脱ぎ捨てるべき過去と訣別するための痛みだったのだと思います。
感情描写が優れているから、ここまで感動するんだろうなぁ。こういうちょっとディープなBLもっと読みたいです。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
非情の世界で非情な人間として生きる携帯ショップ店員の友也はある日、拉致されてしまう。拉致された友也(ともや)が目を覚めるとそこは見たことのない体育館のような場所だった。顔に傷がある男、真人(まこと)は昔からそういう関係だったかのように友也と関係を持つ。そして友也に‘ある記憶’を思い出すよう要求する。