
ささ〜と低評価レビューに目を通してみると、1巻は面白いけど、2巻があっけないそうで…、とりあえずセール中に1巻購入していました。
1巻、確かに面白い!(結局2巻もポチ!読むの我慢しない)
自分で作った迷路に自ら迷い込んであっちに行った
りこっちに行ったりみたいになってるルイ。あー、分かる。ほんと分かる。その心理。2巻でちゃんと自分のこと振り返れてるけど、その域になるまでは、ほんとぐちゃぐちゃ。決意したことが一瞬で覆る。愚かだって分かってる。分かってるんだよ、そんなこと。でも、どうしようもない。どうにもできないんだよ。嘘だって口を突いて出る。そうでもしないと、自分を保てなかったんだよー!と私も心の中で一緒に叫んでいました。
次に、遅れてきた思春期に突き動かされて、飛んで火にいる夏の虫状態に思えるテオ。「性」の目覚めは思春期の扉。ルイの言うことはあながち間違いじゃないのかもしれない。始まりは「性欲」だって十分あり得る。でも、その「欲」を感じる相手を意識することと「恋」は区別できるのかしら。ルイも本当は分かってる。でも、怖いのも分かる(まさしくフォローさんがおっしゃる「大人の恋の難しさ」!)。
そして、「成功」へのあみだくじを選んだはずが、思わぬ線が増えちゃって、「ハズレ」に行きついちゃったねって立ち位置のニック。憎めないな〜。ルイといると楽だったんだろうなぁ。でも、父に植え付けられた「欠点」を覆すことができなくてね…「失くして分かる」じゃなくて「獲られて分かる」というのが皮肉だ…。足踏みに気付いたニックを私は応援したい。また、別の線を足していけばいいよって思う。
私的に、2巻もとっても面白かったです。作者さんが1巻あとがきで「いろいろと足りないところの多いやつら」と書かれているのですが、そんな彼らに共感してしまう私自身、足りないところだらけなんだよな〜って、卑屈になるんじゃなくて、安心感が持てるんです。だからこそ、3人のラストはとても嬉しかったけど、一筋縄ではいかないだろうニックのその後はとても気になる。できれば、一度どん底に落ちて、そこから這い上がってほしい。←鬼
ところで、ボーナストラックの指輪は、わざとだよね〜。どんな反応するか試したよね〜。そんな愚かさも好きだなぁ笑。
3人の登場人物のそれぞれのキャラクターも描き分けも、コマ割りも素晴らしかったです。ストーリーも続きがどうなるか気になっていますが、いくつか作中気になる部分があって何度も読みかえしたんですがわからず。これも狙ってやってたらすごい。
ルイの携
帯にニックから「花嫁と一緒に撮った写真や結婚指輪」の写真が送られてきたシーンがあったんですが、その後、テオが食事会に向かった時にはニックはまだ「婚約」している状態でした。
そしてルイとニックが兄弟にもかかわらず全く似ていないところ。ニックはブロンドで目の絵柄からさっするにおそらくブルーでしょう。同じ両親で会った場合に片方がブロンドで青い目で、その兄弟がテオのように黒髪、黒い瞳というのは遺伝上ありえません。
作家さんが海外の方で翻訳した場合、1話ずつ翻訳していって前半花嫁で後半になって婚約者となったのでしょうか。(だったら、単行本化するときに修正してほしかった。)作家さんは海外の方であれば髪や瞳の色が違う兄弟には理由があるのかな?もしも「花嫁と婚約者」の表現の違いがわざとであれば、ニックが送った写真はルイに嫉妬させるための偽装? テオが腕を折った時、顔もケガしてたのも気になるし。
ニックがひさしぶりにあった弟にワインをかけるのも、そこまで嫌う?って引くレベル。ニックが何を考えてるかわからないので不気味すぎて、続きが気になって仕方ない。2巻では無事にルイとテオが結ばれる結末になってほしいです。
前作から好きで、元彼ニックはなんであんなに冷たいのだろうと思っていたけど。彼も決して完璧ではなく、どこかで無理をして歪みのある人だったんだなぁ。
しかし、7年も付き合った相手にあの終わり方は、人としてやはりひどい。天国から地獄。ルイが
傷ついた気持ち、分かるよ(涙)
ルイが、関係が始まるときから終わることを考えてしまう気持ちはなんだか分かる。予防線を張って心を整えておかないと持っていかれるもんね。
でも、その反面、ずっと心の奥底で願っていた気持ちをテオが汲み取って、ちゃんと愛情を表現してくれる。若いから、確かに先のことはわからない。ましてや、元彼の弟ってなー。大変だけど。
それでも、これだけ一途なわんこ青年ならたぶん大丈夫じゃないかなとも思うよ笑。
幸せになってルイ&テオ。
そして、いつかニックも。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
「いま、兄さんじゃなくて俺を選んでくれたじゃないですか」
ルイの嘘がニックによってバラされたが、テオは幻滅することなくルイに好意を向ける。
ルイもテオに心を許し、2人は付き合うことに。
しかし、ニックに突然フラれたことがトラウマになっているルイは、
テオも兄ニックのようにやがて自分から離れていくのではないかと不安になる。
そして、「二度も捨てられたくない」とテオに自ら別れを告げてしまい――?