
両親の話と子ども達の話。早く続きを読みたいけど終わって欲しくないジレンマ。心也もふみ太も赤ちゃん時代可愛かったからその描写も出てくると嬉しいな。
本編の『オメガ・シンドローム』と番外編、スピンオフの『Ω事件簿〜』と番外編、シリーズ全て読んでいたので、こちらもずっと読みたくて単行本にまとまるのを待っていたのですが、なかなか…。ついに我慢できずに単話版に手を出してしまいました。内容は、本
編とスピンオフは親世代、こちらはタイトルからも分かる通り子世代の話です。
オメガバースは割と好きな設定で抵抗はないんですけど、それゆえ様々な作品を読んだ後にこのシリーズに戻ってくると、独特の設定にいつも思い知らされます。この作品は「オメガバースの黎明期」という大前提があるので、オメガの扱いがなんかこう…人種の違いを通り越して異星人相手かってくらい痛烈なものを感じるんですよね。
そのような社会の中でも二世である彼らが、強く逞しく育っていく姿を見るのは楽しかったです。あと、本編もそうですけど、「オメガバースの黎明期」というのが、日本だけでなく世界的なものであることから、研究や組織同士の紛争がワールドワイドであることも見所です。
オメガシンドロームにハマり、作者さん買いしてましたが、既刊の2つの作品がクロスオーバーして、第2世代のお話。チラッと以前にも同じ世界観で時間軸なんだなと分かる短編もあったので、今回はガッツリ読めるみたいで嬉しいです!心也くんがクールビューテ
ィに成長していて、年下攻めくん気が気じゃなさそう。兄弟作ってあげたい問題は、多分この子が弟分になった事で解決したんだろうな。アルファとオメガが世間一般に広がり、運命の番の認識も知られて、番契約とかも発覚してるんだろうな…(オメガシンドロームから時間経ってるから研究進んでる感じ)心也くんは『運命じゃないから』と身を引きそうなクールビューティ健気っぽいですが、先が気になりますね!両親や研究所のみんなもまた出て来るのかな…気になる。
前作読んでなくても楽しく読めるし、前作読んでたらより楽しいです!
小箱先生のオメガシリーズが好きで子供たちが赤ちゃんの時も読んでてとにかく可愛かったんですが、そんな子供たちがすっかり成長しててめちゃくちゃ魅力的になってました!
一筋縄で
はいかない成長してる子供たちがどうなるのかすごく楽しみだし、この世界のオメガやアルファの設定もとても面白いです。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
「心也くんはオレの子供産むんだから!」「何度も言ってるだろ僕はフミのじゃないって」Ωの存在が世界に知れ渡って十数年──特殊な環境に生まれ育った二人の生活は、必ずしも平穏とは言えないけれど…?『オメガ・シンドローム』『Ω事件簿〜』の子供たち、心也とふみ太の完全新作ストーリーがスタート!