
初読み作者さん。セール買い。芸能界ものなのでお気に入りに入ってました。表題作+短編2つ+表題作番外編。えー、表題作のアイドルものは良いんですよ!ジャ○ーズ事務所をモデルに嫉妬や憧憬を胸にアイドルグループとしても成長してく物語。最初の短編もよ
かった。2CPアパートご近所コメディもの。問題は、2つめの短編。えーと、地雷しかない。獣かんだけならまだ、まだいいんですけど、さらに芋虫型モンスターかん(かんは缶詰めの缶じゃないですよ、女3つ書く漢字ですよ。芋虫モンスター缶も嫌だけど)。これ、きっとジャンルあるんでしょうね、お好きな方いるんでしょうね、そして作者さん描きたかったんですね、、、こんなに1冊で振れ幅大きな単行本は初めて読みました。えー、新しいBLの扉が開いて経験値がまた上がりました。
198ページ。
表題作、「おうちがイチバン。」(ショート連作)、「怪物の一刺し」(短編)、表題作の描き下ろし。
それぞれは星4つですが、まとめて星5つ。重め→軽い→激重→デザート、の順に収録されていて、フルコース感があります。
表題作
は、それぞれの持っていない部分に惹かれ合う、だからこそ苦しいこともある、そんな両思いの話。ショート連作は楽しい2カップルの日常話(絹サヤで吹き出した)。短編は、中世ヨーロッパ風ファンタジーで、獣やらクリーチャーやらでかなりの地雷ではあったものの、話としてよくまとまっていて良かった。
しょっぱなから文学です。受けの子が私の大好きな伏し目ぎみの切れ長で、この顔が好きなあまり、凝視しながら読みました。攻めはアイドルらしく可愛く元気な感じだったのですが、不意に見せる男らしさに「こんなの好きにならざるを得ない」とうなだれました。
途中、ほっこり短編を挟んで、最後の話がエロい皇子と真面目騎士の主従もの。真面目騎士が同僚に向かって「なんて卑猥な目つきでエルネスト様を見ている!?」等と咎めていますが、それはあなたの事でしょう。好き。
アイドルのグループ内恋愛の話です。
主人公が、センターではないクール系のポジションで、正統派エースの子が好きなところから、今までにない感じがツボでした。
ふたりとも好意を素直に伝えるし、仕事ではお互い切磋琢磨していて、ストーリーにすんな
りのめり込めました。
絵も可愛くてオススメです。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
【無料試し読み閲覧期間2023/6/28まで】仲間で、ライバルで、恋人。スポットライトを浴びるために生まれてきたような華やかなスターオーラをまとう蒼馬。アイドルを目指す湊の憧れの的だ。ある日、蒼馬と同じアイドルグループでデビューすることに!互いに刺激しあって頑張る中で、憧れを超えてどんどん惹かれていく…絶対に自分には手が届かない存在……。なのに、蒼馬は「センターやりたくてやってるわけじゃない」と言い放ち…!?