
「恋するインテリジェンス」にどハマりし、作家買いしました。丹下先生作品はエロあり、思わず吹き出してしまうようなネタありで満足させてくれます。
人外系は好みではなかったのですが、本作品は別格でした。
丹下先生の新刊っ!!嬉しすぎて興奮しすぎてマジでヤバい!恋するインテリジェンスファンは、みなさんそんな状態なのでは!?
丹下先生の本は基本「1年に1冊」で、1年間、「待つ→読み返す→待つ→読み返す」をひたすら繰り返しているわけですが、これ
が「1年に2冊」となると、周期が半分、つまり倍速になるわけですよね!?(チガウ?笑)すげー幸せ!すげー嬉しい!
ちなみに、恋するインテリジェンスの9巻はコミックスから電子化への時間差が待てなすぎて、コミックスを買い、電子版も買い、更に内容的に先が気になりすぎて、いよいよ本誌に手を出そうかというところでした。なので、このタイミングで他シリーズが読めるなんて幸せすぎて鼻血出そうっ!ナイス販売戦略!ありがとう出版社!
もちろん、内容も良かった!人外というのは意外でしたが、この先生は設定という「土俵」をがっちり固めてファンタジーをリアルに、かつ余計な思考や疑問(ゲイだノンケだ等)を読者に抱かせずに描くのが非常に上手な方なので、なるほど!と思わず唸ってしまいました。
「清貧ツンツン受けが、お金待ちスパダリ(人が良くて憎めない)に溺愛される」という武笠深津的ストーリーも私は大満足。武笠深津推しなので。
一言に動物と言っても無限にいますから(笑)、ここからどんどん色々なキャラクター、色々な設定、色々なストーリーを生み出してほしいです!
丹下先生、新シリーズを本当にありがとうございます!くれぐれもご無理のない範囲でこれからも頑張ってください!!と、声を大にして言いたい!
先生の作品を読むと、今日も踏ん張って生きていこうと思えるんです、私は!
丹下先生といえば恋イン。恋インといえば両片想いですよね!誤解が誤解を生む両片想いが切なくてたまらない丹下ワールド、この作品でも読めます!設定こそセクピスやオメガバースなどのヒエラルキーのある世界とほぼ同一ではありますが、一巻ではそこまで深掘
りされることもなく、恋インのようにただただ上流階級の登場人物を拝めます。この突拍子もないエグゼクティブワールドも、丹下作品の魅力の一つですね。さて、物語は幼い頃に婚約(ペアリング)していた二人が、それぞれお互いに振られたと思い込んでいるために、様々な誤解や勘違いで自分が傷付いたり相手を傷付けたりしながらも「やっぱり好き」となってしまう様子をニマニマと楽しむことができます。読者にだけはわかるお互いの好意や我慢が楽しくてしかたありません。同時に誤解という切なさで胸がキュンキュン痛みます。いや、指切りの意味は誰か教えといたれよ!一晩眠らずに待ってたみつくんが可哀想すぎるやろ!でも、お陰でようやく誤解が解けたあとの初エッチ(合意交配)はめちゃめちゃ盛り上がりましたねみつくんがエロすぎる…。初めてなのにあんなの入る??というのは、やはり相性の良さなのか。最後外に出すというましゅの優しさ。中だったらそれはそれでみつくんが大変なことになるというのがわかる描き下ろし。ごちそうさまでした。この世界観で続くのでしょうか?同様バースにありがちなフェロモンや発情期設定が見られなかったし、まだまだ出てきてない設定もありそうです。ペディグリーとエンシェントジャパン、いずれも長期連載を感じさせるのですが、恋インもあるしどうなのか。続報を待ちたいと思います。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
浮石千化八と浮石崇靖は家庭の事情で親元を離れ、幼い頃から兄弟同然に育ってきた。千化八たち「人ならざる者」――いわゆる妖怪は下級が上級に絶対服従を強いられる階層社会。力が弱く下級の千化八は苦労してきたが、いつも助けてくれる上級の崇靖にいつしか恋心を抱くようになっていた。成人した妖怪は漏れ出るフェロモンを他者が舐めとりマーキングする「妖舐」が必須となる。崇靖に全身くまなく舐められると千化八は恥ずかしさと快感でいっぱいになってしまうが、崇靖は行為中も平然としている。その様子を見るたび彼は自分のことを何とも思っていないのだと思い知らされるようで…。そんな中、二人に「青年社交宴」こと大お見合いパーティーへの参加要請が来て…!?寡黙な過保護弁護士×控えめ美人研修医高貴なる人外ヒエラルキーBL第2弾!描き下ろしつき。