
こんがらかって、どこに着地するのかと…。自分がどこの誰かわからない。けれども、ちょっとだけ、そこに辿り着けるピースが見えたら、そこを辿りたくってもがいてしまうはず。春日もあれこれ悩み、想像して行動を起こすんです。がんばれ春日くん!あしながお
じさんたちの手掛かりを辿るうちにとんでもない悲しい事実に出会ってしまう。かなり、重い現実でしたが。善意がうまく回らなかった。仕切り直しがむずかい事柄ってありますよね。
某サイトの某モニターに応募して個人的にオススメされた作品第二弾。少し前のDKわちゃわちゃ黒髪受けという要望に沿って、黒髪受けかどうかは?だけど、1999年発行でたしかにDKくんたちが同居してドタバタしてる。エッセー文鳥love 漫画「文鳥様
と私」で作風知ってましたが、作者さんのBL作品は初読みで、オススメなければ辿り着かなかった作品なので、やはりたくさん読んでいらっしゃるBLソム○エさんは違うなぁって感動。あ、フォローしてる方もレビューされてましたね。少し前の漫画ってコマが小さくセリフ書き込み多くて複雑な設定多いですよね。少ないコマでお話がどんどん進んでいくので、流し読みできないです。
作品内容は、タイトル通り親を知らない施設育ちのDKくんが幼い頃から金銭的にサポートしてくれたあしながおじさん達(複数なので)を探していくあいだに様々な出会いがありそれぞれの人生を描く人間ドラマ。ゲイCPが出てくるのでBLカテゴリですが、BL風味はかなり薄いかな。私はもう少しBL展開を期待して読んでいたので星4.5ですが、2巻でも充分読み応えある愛の人間ドラマを読みたい方はどうぞ〜
コメディ調ヒューマンドラマ+ミステリーBL風味、つまり、ゲイに許容度低いと読めない人もいる、コメディタッチのヒューマンドラマ+ミステリーです。話形式購入後に期限切れで、巻で買い直した程はまりました。厳密に言うと、BLではないです。春日君の「
あしながおじさん」は誰で、なぜ援助してるのか、実の両親は今どこに、というもの。コメディ的にBLネタがバリバリ入ってなければ、月九の原作で行けるクオリティなのにある意味残念な……そんな作品です。今市子先生の作品って、たいていそんな感じなので、後二十年くらいしたら、時代背景など上手く誤魔化してマジ月九の時代も来ないではないかも……、とも思ってたりして(^^;
今市子先生さまの本を片っ端から読んでいたのは。。。
この本も大好きでしたが、BLだったのですね(笑)
お値下げを探索してたら再会で即購入。しばらくぶりに読み返しましたが、
「さすが」です。
以前、有名な映画監督が言ってたのですが、ど
んなシリアスな話でも「笑い」がなければ名作とは言えない、と。
この話はまさにそう。完全に悲劇で泣けるし、怒れるのに、それを越える喜劇性が一気に読ませてしまう。
どなたかがレビューで書かれてましたが、映像化されるとよいかも、ですね。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
施設育ちの春日には、匿名で学費援助してくれる五人の「あしながおじさん」がいる。謎に包まれた彼らの顔がだんだんはっきりと見えてきて、残るはあと一人…全員そろう時、衝撃の真実を告げるのだった!感動の完結編!