
「ブルーシーサイドドロップ」で寛太くんの成長とそれに伴う胸苦しさに琴線をかき乱され、先行作品というこちらまでやってきました。が!試し読みで大ショック!一体どういうことだい、といてもたってもいられず購入。…良かった、変わらぬ2人がそこにいまし
たー。「ブルー…」を読んだからこそ海に落ちる意味も尚更深く、モノローグも鋭く刺さり、本当に読んで良かった。三作品の短編集ですが、どれも短編の長所を生かした、濃密な空気を描きだすことで読者をその世界に連れていくところが素晴らしく、稀有な作家さんに出会えてとっても嬉しかったです。
うわぁ、なんでしょ、この感動。3つの短編集なんだけど、どれもきゅう〜んとハートをくすぐります。良かった。買って良かったぁ。フォロワー様方が、どんどんこちらのレビューをあげていらっしゃって、これは買わない選択肢はないですね。ほんとに貴重なレビ
ューをありがとうございました。そして日頃のフォローもありがとうございます。3作品全部好きです。中でも、遠距離恋愛とバレンタインのお話は、ちょっと切なくなりますが、あとからやって来る幸福感がたまりません。『遠距離』は遠く離れた寛太の不安な心情の描写がリアルにありそうで。知らなかった清の想い。ドキドキ、キュンキュンです。そして驚いた年の差。そうだったのねぇ…。『バレンタイン』はイチオシです。誰にあげるの?誰にその想いを届けるの?気になるチョコの行き先は…読後のほっこり感と幸せな気持ちで癒されて、もっともっとこの作者様の作品を読みたくなりました。次の作品が楽しみです!また新たな要チェックな作者様が増えました。もぉ、ほんとに読んで良かったです!何度も読み返しそうです。お気に入りになりました。
そして!嬉しい分冊版です!
清×寛太の出会い編が分冊版でスタートです。めっちゃ嬉しい〜。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
「海に落ちたその人は清と言った」暑い夏の日、寛太(かんた)は海でおぼれていた男を助ける。その人は清(きよし)と言い、都会からやってきた。ちゃらんぽらんでふざけた大人だが、なんとなく気になる存在で……。そして寛太には誰にも言えないある悩みがあり―…?自然あふれる田舎町で繰り広げられる、甘酸っぱい青春ストーリー。『ロング・ディスタンス・ロマンス』シリーズ<清×寛太>の出会い編。