
小説Dear+(年4回発売)で2018年から連載されていた作品です。小説Dear+が休刊になったのもショックでしたが、この作品がそれに伴い終わってしまうのにショックで一人泣きました。松本花先生の作品がとても好きで、一年に4回発売される連載を
追いかけるのも楽しみでした。連載途中から追いかけたので、こうしてまるまる読めて本当に幸せです。最初は連載1ページから始まったそうなので、こうして本にまとまる事自体が奇跡というか凄い事だと思います。感謝しかありません。カムイが修羅に一目惚れする所から始まり、もう全編松本花先生の美的センスの良さ、おしゃれでカッコいいところ、お山のがっこうとはまた違う神々の学園でわちゃわちゃ繰り広げられて面白いんです。地蔵と千珠の神々しい美しさ。カムイと修羅の恋模様をもっと見届けたい。松本花先生の登場人物はいつも魅力的で、中でも修羅が小さい頃からかっこ良くてこの先もずっと見ていたかったな。もう何度も繰り返し拝読しました。松本花先生本当に大好きです。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
ヤンキーだけど根っからの純情派、血の池学園の番長・修羅(鬼)と、運命の出会いをいつも夢見ているビッチ、センジュ学院のカムイ(雷神)に訪れる運命のきまぐれラブ!!三途の川原にて待つ――。そんな果たし状から始まる修羅とカムイの恋は、勘違いとすれ違いの連続で……!?はるか人類が生まれる以前の古来より、天には天の、地には地の、鬼が居る――。雷神に風神、閻魔、仁王など、天と地のクセ者たちを巻き込んだ恋の大騒動!!