
いつもの個性的なキャラが楽しみだったのですが、ちょっとイケメンな姿も見れたのでけっこうお得に感じてしまった。
面白かったです。私の中で龍二というのはハッキリしないイメージで…バカっぽいけど底なしではないような、チャラいけどクールな面も持ち合わせているような、職業(と言えるのか分からないけど)的に現実的なようでいて、ロマンチストで情に厚いようにも思え
るし…龍一ほどパキッと鮮明ではない、グラデーションがかった性格な気がします。今回は、そんな龍二の意外というか、真っ当な一面を見れて良かったです。映も言っていたように龍二なりに情報網があって、「龍一なり映なりの動向も掴んでるんだろうな」と思うと、やっぱり賢い面もある気がして多少なりとも龍二の株が上がりました。でも結局最後は…お決まりのパターン(もうこれは、決まりごとと言っていいと思う)でめでたしめでたし。楽しく読めました。
映は相変わらずの災難体質と言うかww寄ってくる?引いてくる?どちらにしても短いデス!長いのじっくり読みたい!
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
大人気『フェロモン探偵』シリーズの書き下ろし番外編。雪也の双子の弟で、白松組の若頭である龍二が、ある女性の調査を映に依頼してきた。以前、居酒屋でバイトしていた時の同僚で、付き合っていたわけではないという。探し出してどうこうしたいわけではなく、ただ、今どうしているかを知りたいだけだと、妙にらしくないことを言う龍二。雪也には内緒にしてくれというので、一人で調べ始める映だが……。