
学生時代、それこそ20年以上昔に読みました。今までかなりの量のBL作品を読みましたが、ふと読み返したくなる作品の一つです。
重苦しい内容ですし、今とは時代が違うので若い方に受けるのかは分かりませんが、極道シリアス好きな方には刺さると思いま
す。ただしハピエンではないので地雷のある方は避けた方が良いかも…。
紙の本は手放してしまったので、電子書籍として再び読めることに感謝をしつつ、また花郎さんの世界にひたってきます。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
北日本を支配する木賊組。組長のひとり息子だが、暴力を嫌う孤独な17歳の少年、木賊烈は、組の若頭でその狭義を慕われる黒羽周次に、憧れにも似た思いを抱いていた。だが、父の突然の死により、義母との確執や組員の烈への邪な欲望、血で血を洗う抗争が絡み合い、金と権力をめぐる男達の世界へと、烈を巻き込んでいく…。衝撃の「極道」小説!