復讐の獣は愛に焦がれる

TLを出版するレーベルなので、この小説は、たしかにTLですよね。やることやってるし。でもでもでも。TLで片付けられないすばらしいお話でした。残酷な場面もあって、嫌悪もしますが。誰もが傷ついていました。でも、物語の最後は「みな、幸せに暮らしま したとさ」ですね〜

うーん。正直なところ迷いなく、好き！！好み！！って言えるストーリーではないですが、異色なせいか色々考えさせられます…。心情表現なんかはちょっと力不足かな〜。そんなに惹き込まれません。わりとサクサク話が進むので、そんなテンポでこの重い話が〜っ てちょっと残念。イラストは男性は素敵なのに女性が微妙でした。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。

俺はお前を、愛するつもりはなかった。実の父に幽閉され抜け殻のように生きてきた令嬢アリアは、輿入れの途中で豹型獣人エルガーに攫われ、彼と、彼の弟によって純潔を奪われてしまう。一度は激しい憎しみを抱くものの、かつて自分の父がエルガーに与えた壮絶な仕打ちを知り動揺する。彼は自分と同じ、いやそれ以上の’過去の痛み’を持つ人――。それを悟ったアリアは己の憎しみを忘れ、エルガーに寄り添いたいと願う。その純粋な想いはやがて彼の復讐心も溶かし始め……。復讐に生きる豹型獣人×攫われた花嫁、憎しみから生まれた愛の行方は……？プロローグ第一章狩られた花嫁第二章傲慢な獣たち第三章過去に降る涙第四章発情の季節第五章萌芽薫る第六章雪涙第七章愛おしき未来へエピローグあとがきライトノベル恋愛ファンタジーソーニャ文庫