
男子のワチャワチャした感じがとても良かったですが、心理描写がいいです。我慢できない気持ちとか、どきどきする瞬間とかの臨場感もありますし、ここぞというときの言葉が胸に刺さったりえぐったりします。また読み返すと思います
クラスメイトからの人望厚い原ことハラセン、見目麗しい転校生の直人こと王子、そしてクラス委員長でハラセンの親友タカアキ、3人それぞれの立場で心情が綴られながら物語が進んでいきます。キャラがはっきりしているし男子特有の会話も面白く、あっという間
に物語に引き込まれました。
1つのものに向かって頑張るひたむきな姿や思い通りにいかない葛藤、素敵なものを素直に受け入れる純粋さなど、この歳になると忘れてしまっていることばかりで読んでて心が洗われるようでした。最後に大人になった3人も描かれていますが、リアリティのある展開にハラハラしながらも作者様の見せ方が本当にお上手で唸りました!
17歳の高校生が瑞々しく描かれていて羨ましくて微笑ましい。ただお値段が全く可愛くないのが難点ですね。
BL小説作者さん買い。04年オリジナル発行で17年に全面改稿された新版が電子化されてます。たしかに04年当時はなかったスマホやlineが登場してる。映画ウォーターボーイズのバレエ版のような、男子校の文化祭で女子にモテたいために白鳥の湖を演じ
、同時進行でBL的展開(描写)もある爽やかな青春小説。長距離移動してたときに一気読み、読書中自分も彼らのわちゃわちゃ友情もある学校生活に参加できたようで、楽しかった!エッチな挿絵少しあるけどそれほどキツくないので外でも読めるかも。最終章は新版で追加されたのかな?書かれてよかったハピエンです!
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
学園祭で、男ばっかのバレエ――!?転校生の櫛形は、王子様な外見とはウラハラに、いつも不機嫌オーラで身を包んでいる。他人を寄せつけない櫛形のことが、原はなぜか気になってしかたない。そんな中、原のクラスは学園祭で「男子バレエ」を披露することになる。バレエ経験者・櫛形のスパルタ指導が始まり、二人の距離も変化し…?大幅加筆した榎田尤利の青春ときめきボーイズ・ラブ傑作!!