
人から顧みられず 半グレ集団の一員として生活していた一花が暴力を振るわれ帰るところも食べるものも無くなった状態で夜半に出会い 考えることを教わり 本郷商店にくる妖怪たちに躾けられやっと生きていく事の大切さを知り、妖怪であっても夜半が好きだと
気づくお話でした。
下っぱヤンキーが数百歳の大人?達に構われて、少しずつ人並みになっていく様子が優しく好きでした。
最初の頁の挿し絵(SMっぽい)が好みでなく、期待してなかったのですが、思いの外、含蓄って感じでした。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
今夜は体で払ってもらう夜にだけ現れ、特定の人しかたどり着けない不思議な店・本郷商店。イチカは無銭飲食を試み悪態をついた挙げ句、男前の店主・ヨハンに惚れ込んでしまうが…。半グレの使いっ走りで学もなければ金もない半端なヤンキーの一花(イチカ)は、夜にだけ現れる食堂兼雑貨店「本郷商店」で主の夜半(ヨハン)と出会う。客の求めるメニューを提供する不思議な店で、恩を受けたにもかかわらず食い逃げを試みたイチカはお代がわりに体で支払わされ、さらに「甘やかされたい」という本心まで見抜かれてしまう。美丈夫だが妖怪だというヨハンへの想いに気づいたイチカは彼が異世界の住人であることも顧みず必死のアプローチをするが…。紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版!