
事故番、分かってはいるもの、最初はヤキモキしました。が、徐々に深くなるお互いの気持ちが素敵。番やけど、恋しまくってるやん。ご馳走様でした。
BL小説。タイトル=あらすじな作品、作者さんのツイノベ(旧Twitter上で書かれる連載小説)が好きで、こんなたくさんすれ違いの萌えを供給できる設定を毎回よく考えつくなーって感心しながら読んでます。(その中でも人気アイドルグループαと不憫Ω
のお話を長編小説で読みたい〜)
この作品も設定勝ちかな。騎士のαと男娼のΩが事故で番ってしまって、すれ違いのあとで完全ハピエンになるお話。サイトで無料連載されてたようですが、下巻の書き下ろしがかなりの量で伏線も回収されてるので、サイトで読んでた方も下巻はぜひ一読を。作者さんの作品はハピエン約束されてるから安心して読めますね。新作のΩ令息〜も完結したようなのでこれから読みます!
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
「俺が君を愛することはない」結婚初夜、寝室にやってきた夫のクロヴィスにそう言われたオメガのリュカ。――めちゃくちゃ嫌われてんな。むき出しの敵意にリュカは一瞬固まったが、嫌われている相手に自分を無理に好きになってほしいとは思わなかった。リュカはもともと男娼をしており、突然のヒート事故によりアルファのクロヴィスと番になってしまう。クロヴィスは騎士でリュカは男娼……ふたりには身分差がありすぎた。そんな自分を夫は愛さないと言う。リュカは男娼がゆえに引き際を理解し、円満とまではいかないがそれなりの関係を望んでいたが――僅かな期待はすぐに捨てた。発情期が始まってもリュカは放置されてしまい、それが悔しくてクロヴィスが現れたとたん体を繋げた。番の香りに包まれて朝を迎えるのは、泣きたくなるほどに幸福だった。動けなくなるまで抱きつぶされた後、自分を嫌っているはずのクロヴィスはリュカを気遣ってくれる。そんなクロヴィスの態度に、発情期が終わってからふたりの距離が縮まるかと淡い期待をしていたが……。真面目で堅物なアルファの騎士×性格が男前な男娼オメガの嫌われからの溺愛物語。