
鹿住先生の著書は、初読み。
オメガバースとも違う、男性が出産能力を持つ特殊な血統に生まれた男子が主役。
凄く面白いかった。
他の作品も読んでみたい。
新装版って書いといてほしい!
表紙が変わってて昔読んだやつだった。1/3くらい読んでて気付いた!これ知ってるなぁみたな、、、。まぁそれだけ惹かれる本だってことか?
特異体質の主人公を巡って謎の組織と親友と兄カップル。主題がしっかりしてる
割にサラッと読める感じがちょっと物足りなく感じた。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
もうずいぶん前から、きみに焦がれていた。きみだけを……。医学部志望の篤史は、親友の虹太が可愛くてたまらない。美少女のように甘やかな美貌、誰より細いその体が。だが、高まってしまった思慕を篤史は、虹太にも誰にも伝えないと誓っていた、一生。ただ側にいられさえすればよかった。ところがある日、虹太が彼の前から姿を消す。篤史がようやく見つけだすと、虹太は思いつめた顔で、告げた。自分は超人一族の末裔で、身体こそ少年だが、子供も産めるのだと――死んだ祖母の遺言でわかったという。一族に穢されるための’女’だから、もう君とは一緒にいられないと、口移しに篤史に睡眠薬を飲ませながら……。眠りの闇に堕ちゆく寸前、篤史の心が軋んで悲鳴をあげた。こんなにも虹太への想いで充満しているのに、なぜ引き裂かれる?そして自分のことのように感じていた。一族の魔の手にねじまげられ、支配され、蹂躙される虹太の哀しみを――――鹿住槇、衝撃のふたなりファンタジー。(表紙イラスト:川原望)