
普段翻訳本を読んでいるとあれ?これどういう意味?など文章の前後を見返して真意を探る事が多々ありますが英田先生の超訳なので全くそのような事はなくすんなり楽しめました。
1866年の普墺戦争時のプロイセンの軍人さんのお話しで記憶喪失もの。忘れら
れてしまう悲しさ、思い出せない辛さ、すれ違いが切なくてキュンキュンします。そしてえすとえむ先生のイラストが萌えを増します!
序盤は戦地での2人が格好良く、ときめきながら読みましたが、だんだんと魅力が薄れて(特に攻め)
合わなかったのだと思います。でも、充分に楽しめました。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
最初から遊ばれていた?すぐ隣にいるのに、もう愛してくれない――恋人が記憶を失い、熱く求められた二年間が消えてしまった。しかも彼の裏切りを知って…‘ここに来たのは、別れを告げるためだ。もう二度と会わない。’軍隊での同性愛は身の破滅――マティアス中尉は、上官ルドルフ大尉と除隊し、共に生きることを誓いあった。だが予期せぬ運命の嵐がふたりを襲う。落馬したルドルフが記憶喪失となり、愛を交わした二年間を忘れてしまったのだ。ルドルフの軍服の胸ポケットには捨てたはずの妻の写真が納まり、しかもベルリンに‘男の恋人’がいると打ち明けられ、ベッドでも手酷く拒まれてしまう。自分は弄ばれただけなのか。何が真実かわからず、強い猜疑心が芽生えてもなお募る愛しさに、マティアスの心は引き裂かれる……忘れ去られた青年の、痛く、切ない愛。話題のM/Mロマンスを英田サキがBL超訳で綴る!★英田サキサイン入りイラストカード付!大尉×中尉