
お互いが同じ境遇で傷ついて慰めあった一夜だったけれど、その後もお互いを忘れられなくて6年後に偶然出会うというお話です。何もかも似すぎてて偶然も重なって現実にはありえないだろうと思うけど、さらっと読めて最後はハッピーエンドで良かったのかなと思
います。
すっかり付き合いもなくなったらしい大学の仲良しグループのその後もなんとなく知りたかったし、バリ島というリゾートの描写ももっと欲しかったと思うのは欲張りでしょうか…。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
夏希には忘れられない人がいる。大学の卒業旅行先で出会った海都という男性だ。友達の裏切りに傷つき飛び出してきた夏希と似た境遇だったことをきっかけに一夜を過ごしたのだ。旅行先で偶然会っただけの彼と再会するなど想像すらしてなかった夏希だったが、新しく部署に配属されてきた人はまさかの海都で……!?突然の再会、しかも同じ会社で同じ部署なんてと運命を感じるも同僚として接することを選ぶが――。「夏希がほしい。六年前のあのときみたいに……夏希を抱きたい」。心のどこかで期待していた言葉を言われてしまえば、彼の手を拒むなんて選択肢はかき消されて――!?