
たぶん皇帝は歴史に名を残す名君なのでしょうね。ちょっと寂しい人ですが。弟の公爵が独身なのも、お世継ぎ問題など騒がれたくないからで。仲のいい皇族が出てくる物語が多いなかで、ここの人達は気味が悪いくらい感情のない家族で。戦争のシーンも想像力が豊
かだと、十分グロい。
その中でほんの数人でも、ヒロインに救われたのは良かったです。
ヒーローの執着系大型ワンコなところも。
戦争以外特に解決がされてないので、続きが気になりますがヒロインの周りが人としての幸せを少しずつ感じれたら良いなと思います。
エロもあるのですが、“生”と背中合わせなぶんイヤラシさを感じないといいますか。
ワンコ、良かったねって応援したくなります。
子供が出来てからの2人も読みたいですね。
ヒーローの執着がよかったですが、ドロドロではなくさわやかです。面白かったです。他レーベルでも出せそうではある。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
俺だけのものに、なってくれますか?殺戮しか知らない男×純潔の姫騎士、戦場で芽生えた愛は、平和の世で乱れ咲く。帝国の皇女ジークリンデは、三百年以上続く戦争の最前線へ旗振り役として遣わされた。そこで出会った、戦うだけの獣のような兵士にバルドメロという名前を与え、彼に人間らしい感情を抱かせるような交流を深めていく。やがて平和の世が訪れたが、実の父である皇帝は彼女に辺境守の任務を与え遠ざける。そこでの暮らしの中、『救国の聖女』ではない自分の在り方に不安を覚えるジークリンデを、バルドメロの情愛が甘く包んでいくのだが……。プロローグすべてはあなたから始まった第一章旅立ち第二章新生活第三章忠犬の恋路は前途多難第四章月夜の下で、あなたに誓う第五章蜜月に、可愛い珍客第六章狂獣の手綱第七章帰還と和解エピローグ雪夜とグリューワインあとがきライトノベル恋愛ファンタジーソーニャ文庫