
西暦2142年
俺は女性の心と身体を完全に掌握する「対人誘導アルゴリズム」を用いて、
恋愛とSEXを意図的に設計できる技術を完成させた。
そして、俺はサンプリングのために2025年の世界へ降り立った。
「観察対象:この時代の女子。目的:対人誘導アルゴリズムの再現と記録」
持ち込んだのは、脳波共振型の共感ブースター、視線誘導デバイス、会話先読みAI。これらを駆使して、この時代に仮設した簡易ラボにターゲットを誘導する。
そして、オーバーテクノロジーを用いたアダルトグッズの数々と、絶頂進行度を可視化する「E.L.O(エモーショナル・レベル・オペレータ)」。
俺の時代は、少子化対策のため、女性は様々な処置を受けなければならない。
だが、この時代の女の子たちは、まだ「科学的に絶頂させられる」というを知らないだろう。だが、それはただの計算式にすぎない。
彼女が快感を覚えた瞬間、E.L.Oが告げる。「第一印象スコア、68点──十分だ」
絶頂すれば、幸福ホルモンの分泌を誘発。さりげない「焦らし」で、心拍変動を精密にコントロール。
「なにそれ……なんか、ずるい……お願い……イかせて!」
そんな呟きも、予定通りだ。彼女たちの戸惑いも、頬の紅潮も、すべてシミュレーション済み。
だが――――
予定外だったのは、こちら側の心が、微かに揺れたことだった。
この時代の女の子、可愛すぎるだろ!
未来人の俺が、オーバーテクノロジーを駆使して、令和の女の子たちを攻略していく──
その軌跡を、数々のイラストで追体験せよ。