
「白川さん仕事もできて優しくて美人なんて完璧だよな」「優しく叱られたいわ」’白川さん’は管理部のエースで、男性社員から一目置かれる存在今日も変な妄想を繰り広げる同僚たちに喝を入れる「有馬くんこれ落としてましたよ」突然白川さんが渡してきたのは、ずいぶん前になくしたハンカチなんかいい香りがするわざわざ洗ってくれたのか?「ありがとうございます」「お礼なんていいです。偶然拾っただけなので」白川さんはなぜか俺にだけ妙に冷たい今日もいつも通り、つんとした態度をとられてしまったその日の帰り道途中でジャケットを忘れたことに気づき会社に戻るオフィスに近づくと誰かの声が聞こえてきたまだ誰か残業しているのか気になってドアのガラス越しに中を覗くとそこにいたのは…白川さん…!?俺のジャケットを抱きしめて、俺の椅子に座って一体何を…