
表題作の主人公の飲み友達繋がりの短編集。軽い感じで楽しめます。ラブコールールって作品が前後編でしっかりたっぷり描かれていて、これが表題でも良かったのではと思います。
作者さん買いをしたのですが、今回はあまり好きではなかったです。短編もいいのですが、話が浅いかなー
表題作は会社の先輩である志乃田(受け)と後輩の鯉江(攻め)、志乃田の友達の千田(受け)と元ボクサーの早川(攻め)、美術講師の呉(受け)とシェフの奥田(攻め)、大学の先輩後輩である高梨(受け)と久保(攻め)、そして志乃田と鯉江のその後エピソー
ドが少し入っています。
全てのお話がハッピーエンドですが、内容が浅いので、お話はあってないようなものだし、絵も描き分けが今ひとつなので同じ登場人物なのか新しい登場人物なのか直ぐに判断つかない場合もありイラっとします。エロシーンもありますが、エロくない不思議…画力の問題。
藤本ハルキさんの作品はハッピーエンドかつ愛がある話ばかりなので好きで、いくつか持っていますが、これはハズレでした。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
会社の飲み会の後、酔った勢いで後輩とヤった。けっこうタイプだし、コイツもまんざらでもなさそうだから、ちょっと一晩――のつもりだった。「昨夜は楽しかったよ」「えっ!?オレ達、付き合うんですよね?」うわー…。こういうの、重いんですが…。でも、めんどくさいと思いつつ、俺のことでいちいち笑ったり泣いたりするコイツの一途さに、俺…ほだされ始めたかも?