「ねぇ…黒沢(くろさわ)ってさ。私のこと好き?」めちゃくちゃ可愛い帰国子女がクラスに転校してきた。みんなからチヤホヤされて、おまけに性格も明るくて。だからこそ、俺の実家の銭湯に彼女が現れたときは、ついガキくさい対応をして嫌われてしまった。でも、素直な謝罪が功を奏して、少しずつ仲良くなれて……肩までどっぷり惚れた状態で、突然の別れを告げられる。古びた銭湯が舞台のアオハル物語。転校してしまう金髪碧眼ガールと、別れ間際に最後の想い出づくり――「多分…これが最初で最後だから」