
東雲咲耶の一件以降も用務員としての仕事に勤しんでいた浩一の元へ、再び花音からの呼び出しが届く。
「――浩一、あんたに仕事よ」
花音から渡されたファイルの中に記されていたのは、学園内で問題視されているある生徒に関するものだった。
――その名は‘糸瀬ヒカリ’。
彼女は糸瀬財閥の一人娘として何不自由なく育った生徒であり、恵まれた環境下で甘やかされて生きてきた影響から選民意識が強く、他者を見下す傾向にあり…結果、生徒や教師達とは軋轢が!?
「――糸瀬ヒカリを徹底的にわからせなさい」
――そしてやってくる糸瀬ヒカリとの初対面の日。
「見るからに冴えないあんたみたいなおじさんには全く興味ないしー」
糸瀬ヒカリは想像以上に口が悪く、
「そこに好きな金額書いていいからさぁ、私のことは指導したことにしてよ」
更に態度も生意気で…
「――おい」
浩一はそんな彼女に自分の立場を自覚させるために‘躾け’を開始して――!?
