
とにかく絵がキレイで、話もすごく丁寧に時間をかけて(中学3年〜高校3年の頃)ゆっくり動いていく気持ちを追っています。打ち込むもの(サーフィンや日本舞踊?)がありながら挫折、スランプに陥った人の苦しみがリアルな感じがしました。これだけ気持ちを
丁寧に描いているなら、さらにリアリティを深めて欲しかったのですが(男同士とかって悩みはあまり無いし)、水のようにゆらゆら、透明感のある男子たちの優しい物語(かなりプラトニック)です。
上下巻丸々表題作です。
海の街で夏なのに背景がなんかとても静かでゆっくりな感じがしました。雰囲気があって、すごく心がけ温まりました
BLだけど、エッチシーンとかは一切なくて、でもそれでも大満足ですむしろなくて良かった2人の大人にな
った姿が見てみたいです久しぶりに幸せな気分になれる1冊でした
ふたりの距離が近づいて行くのが描かれていて、これぞ青春っていう人間関係や家族とのこと、自分自身の悩みや恋愛事情、とても楽しめました。神楽(宮司?)舞&サーフィン、正反対のようなふたりが惹かれあっているのがイイ感じ!
ラストの感じ大好きなんだけど、もう少し見ていたくなる可愛い純愛でした!
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
修学旅行での出来事をきっかけに、光太は満への好意をはっきりと自覚する。自分の気持ちにケリをつけるために、告白を決意。雪の降る中、懸命に想いを伝える光太。しかし満の答えは──…。曖昧な言葉に悩みながらも自分自身と向き合いはじめる光太。季節はまた、駆け足で夏に近づいていく…。