
言いたいことは当て馬様がほぼほぼ代弁してくれ以下同文。弱さと未熟さに惹きつけられる。カップルとして未完成なのが魅力でシリーズカップル中1番気にかかる。同収録の『嵐のあと』の後日談「double line」は本編読了後に読まれることを推奨。で
、その後に『あとさき』の後日談「good morning」良かったけど…少なっ!『嵐の…』と比べると不公平、同量の筆量を求める!泣
221ページ、表題作4話(描き下ろし2年後おまけ6p付)+double line(嵐のあと後日談40p)、計2組登場。
スピンオフのスピンオフです。
<1シグナル→2嵐のあと→3初恋のあとさき、そのほかにショートショート集After
>
本編中ではほとんど前作の2人は登場しないので、どれも別々で読めます。
ただ本作はボーナスページというか2冊目嵐のあとの2年後の後日談が40pもあるので、前作読んだ方にはなお嬉しいです。
前2作&Afterはだいぶ前に読んでて、今回やっと完読。
いやー、さすが作者さん。
大人の男性の魅力がすばらしい。
華美じゃないけど、品のある普通っぽい男性が魅力的。
Yシャツ姿や肩のラインがきれいです。
女々しいのや子供っぽい話が苦手な方には、ぜひオススメのシリーズ。
前作嵐のあとで登場した恋愛感情の苦手なカフェの美山の話。
なぜそうなったのか、学生時代のトラウマがわかります。
仁科がはっきりしないけど、こういう優柔である意味ずるい?男って、むしろこれが普通なんじゃないかなぁ。
女性より社会的だから外面気にするし。
等身大でリアリティがあり、かえってウソ臭くなくてストーリーに好感が持てました。
おまけの2年後も良かったです。
そして!
嵐のあとの後日談短編が嬉しかった!
あれだけでは物足りないエンドだったので、久々に再読して通して読んだら、ほっとするラストでした。
榊の繊細さや岡田のおおざっぱさ、未来への不安がよく描かれてます(笑)。
ちなみにショートショート集では、嵐のあとの2人がよく出てきます。
「嵐のあと」続編なのは16話からで、表題作はどちらかと言えばスピンオフです。
16話〜19話途中までの「double line」は「嵐のあと」を読まないと状況がいま一つわからないかもしれませんが、表題作は読まなくても大丈夫です。
表題作
。「嵐のあと」、この作品だと16話から出てくる榊の元セフレ、美山と、高校時代の同級生、仁科が主人公です。
美山くんの捻くれた恋愛観の理由がこれでわかりました。
とっかかりは紹介文の通り。そこから話は始まります。
高校時代に友達以上の関係であった彼らの過去の、何とも青臭い純粋さと打算、そして葛藤がよく出ていて、それがそれぞれの視点から描かれているため、両方の気持ちが痛いほどわかり、辛くなりました。
でも、仁科が美山に言い放った言葉はかなり酷いです。美山が「自分を好きにならないゲイしか相手に選ばない」わけがわかりました。榊のセフレでいたわけだ…。
そこからの軌道修正です。仁科がかなり頑張ります。
10年前に凍り付いた彼らの過去が、徐々に融けていく様がよかったなぁ
16話からは、榊×岡田の「嵐のあと」CPのその後。
甘々かと思われたら、そうでもないようで
流され侍の岡田でしたが、彼も少し成長したようです
日高先生の作品は本当に大好きで、Hシーンはあまりないのですが、ゲイ、ノンケに関わらず色気があるため、キスシーンだけでもエロいです
「嵐のあと」未読だったら1〜15話までだけでもお勧めします。そして余裕があったら是非「嵐〜」を、またまた余裕があったら、榊が脇役で出てくる「シグナル」も非常に良作なのでお勧めです
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
仁科が打ち合わせに訪れたカフェは、学生時代の親友・美山がオーナーを務める店だった。10年振りの再会を懐かしむ仁科とは対照的に、美山は自分を覚えていないかのように素っ気ない。確かに存在した‘友情以上’の関係。切ない「初恋」だったあの頃にはもう戻れないのか?大幅加筆&描き下ろしを加えた待望の最新刊「嵐のあと」後日談『doubleline』も収録!