
漫画では最多作品数&(おそらく)冊数を誇り、小説のイラスト担当に先生の名前を見たら迷っていても購入してしまう、要するに大ファンです。今回のようにノンケ状態から始まる場合は、BL展開に持っていくのが難しい…というか、どうしても多少の強引さが出
てしまうのは否めない気がします。私もそれは分かってるんですけど、それを引いて余りある面白さ・楽しさがあるんですよね。二人が出会うきっかけにしろ、お近づきになる経緯にしろ、会話でも展開でも飽きさせないし、起承転結がしっかりあって、しかもどれも面白い。キャラも読者も二人三脚のように足並み揃えてゴールを目指す楽しさがあります。
リアリストとロマンチスト(ロマンチシズム)は対義語なので,タイトルからして既に矛盾たっぷりで不穏な空気を醸し出していますが、ポリシーみたいなものがたった一回の、もしかしたら初めての本気の恋によってグラつく…そんな恋愛の波に呑まれて変わっていく姿が良かったです。
木下けい子先生大好きです〜! はい、恒例のけい子先生の作品レビューは先生への愛を叫んでから始めます。年始に、ある有名BL作家さんのTwitterスペースを聴いていて、頻繁に読み返すものは何?という質問に木下先生の作品を上げられていて嬉しくな
って私も読みました。木下先生はコンスタントに新作を描いて連載も続けていてくださっていて、メディアやグッズ展開よりも漫画作品が読みたいファンとしてはほんとうに有難い作者さんです。
天才なんでもできちゃう高飛車俺様な教授戸高と就職活動に苦労している大学生名波のお話。料理上手で世話好きの名波は、お父さんの紹介で戸高の元でアシスタントという名前の雑用係として働くことになる。戸高がとにかく横暴なやつで雇い主としてはほんとどうかと思うレベルなんだけど、ラストのほうで恋人としてはなかなか可愛いやつなんじゃないかと思い直した。名波が彼の真髄を一言で言い切ってて、あ、これならふたりうまくいきそうだな、と。けい子先生作品でよく見られるうわーこっちが照れる本を閉じる〜、っていう、胸キュンシーンがあるタイプの作品ではなかったので星4.5にさせてください。
木下さんの作品を買うのは20タイトル25冊目。
一番たくさん読んでます。笑。
就職先がなかなか決まらない二流大学生・名波と、
ひょんなことから名波がアシスタントをすることになった一流大学の准教授・戸高のお話。
とても普通で凡
人だけど若くてかわいらしさのある名波が、
わがままでいろいろ理不尽な要求をする戸高に振り回される様子は、
「由利先生シリーズ」の関係に似てるかも。
あの感じが好きな人にはおすすめです。
木下さんの作品は、なんかほのぼのするので、
ハードな?BL読み続けてる中で、時々差し込むのがいいんですよね。
甘めの★5です。
総177ページ。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
家事以外、並の能力しか持っていない大学生・佑希は、就職活動がうまくいかずに焦っていた。そんなある日、大学教授をしている父のつてで、コメンテーターとしても活躍する准教授・戸高のアシスタントの面接を受けることになるが……?ドSな准教授×平凡な大学生の、プレシャス・ラブ・ストーリー!