
他ジャンルでも行けそうなストーリーにうまいことBL味を盛り込んでくる作者様。今回はそれのバランスがいまいちだったかも。BLなしで各キャラの掘り下げとかして読みたいって思ってしまった。
キャンペーンで半額の今が買い時ですよ〜坊主も蜘蛛もファンタジーも特に興味がなくずーーっとスルーして来ましたが連続して読んだハジ先生の作品が面白すぎたのでさすがにスルーできなくなって来たな、と思っていたところにまさかの半額キャンペーンほん
とシーモアさんベストタイミングありがとうございますで、肝心の作品はと言いますとBのLがどうのこうのと言うことよりも物語として面白いな!!というのが第一の感想です。ハジ先生の中で完璧なまでに完成された世界観とビジュアルが今作でも健在で、ファンタジーが特に好きでもない私でも気がついたら引き込まれてました。そしてなんと言ってもキャラ!!!各キャラにはそれぞれ違った味があるのに共通して一切イヤミがないから読み終える頃には自分の中でどのキャラもとても愛すべき存在になっていました。坊主も蜘蛛も蛸も竜宮の王子もみんなかわいいよーーー!※修正は白抜き…この作品に関してはけっこう大胆な構図もあったのでそれだけは残念だったなぁ
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
俺には、厄介な蜘蛛が憑いてる坊主の宗玄は、懐かれ情を交わした蜘蛛の妖怪と旅をしている。人ならざる彼との情交で得られる快楽が、手放しがたかったのだ。そもそも、宗玄は妖怪の類を恐ろしいと思わない。むしろ人間の方が、残酷で恐ろしい。だからいつの間にか、蜘蛛の裏表のない一途な独占欲を好ましく思い始めていた。人間である自分が死んだ後の、蜘蛛の行く末が心配だったけれど……。※本コンテンツはを分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。