
神話的なかっこよさがある作品だった
非日常どころか世界すら違うのではないかと言う印象を与えるほどに世間から離れたところにある美しい物語だと思った
まずは1巻…この世界観に慣れるのにしばし読み進め、慣れたら後は一気読み。
タイトルのマドレーヌに納得、何この初心でかわいくて強くて美しい少年は!
風読みさまの何事にも動じない感情を忘れた感じからの後半の人間?らしさに生きてる風読みさまを
感じられて俄然おもしろくなってきました。
2巻…1巻が始まりに過ぎなかったんだと思い知った2巻でした。いろんな人にいろんな事が起こる巻でなんといっても明晰と秩序の2人旅と賢者の試練が読みどころでした。
いやーおもしろい!またまた3巻が楽しみで仕方ないですね。
と、作品の購入者はこのようなレビューをしています。
誰もが羨む美貌と聖職者としての高い地位。それらを手にしながら無感動に生きる『風読み』は、忌み者として蔑まれる『アラズ』を物珍しさから助ける。瀕死にもかかわらず、燃える瞳で抗うアラズ。その輝きに風読みは気づかぬうちに心奪われていた。人の言葉を解さぬアラズだが、傷も癒え、風読みとの生活に少しずつ馴染み、好物のマドレーヌを頬張るようになる。やがてその身体が変化する『季節(ルトゥ)』が訪れ、二人の間にも…。榎田尤利が描く、珠玉の異種間ラブストーリー!